はじめに
「補助金って難しそう」「申請が面倒で結局使わなかった」
そんな声を、私は住宅購入やリフォームの相談現場で何度も耳にしてきました。
実際には、流れさえ押さえれば意外とシンプルで、しかも国・県・市町村を組み合わせることで100万円〜200万円以上の負担軽減が可能です。
今回は、2025年の最新制度をもとに、住宅関連補助金の申請方法をFP×宅建士の視点でわかりやすく解説します。
1. 補助金の種類を知る(国・県・市町村の3層構造)
▼ 国の制度(例)
- 先進的窓リノベ2025事業(断熱窓・玄関ドア改修)
- 子育てグリーン住宅支援事業(新築・リフォーム)
- 給湯省エネ2025事業(高効率給湯器設置)
▼ 静岡県の制度
- 省エネ住宅新築等補助制度(ZEH水準新築+県産材利用で最大80万円)
- 木造住宅耐震補強助成(最大100万円)
▼ 市町村の制度(例)
- 静岡市:空き家改修補助(最大200万円)
- 浜松市:まちなか定住促進補助(最大100万円)
2. 申請の基本ステップ(全制度共通)
ステップ1:条件確認
- 補助対象(所有者、居住者、年齢、家族構成)
- 工事対象(断熱改修、耐震補強、バリアフリーなど)
- 期間(契約日・着工日・完了日)
ポイント:契約後・着工後では申請できない制度が多い。必ず工事前に確認。
ステップ2:見積取得&対象工事の選定
- 補助対象となる仕様(例:窓の熱貫流率、断熱材性能)を満たす製品を選定
- 複数社から見積を取り、申請経験が豊富な施工会社を優先
ステップ3:申請書類の準備
- 工事契約書
- 見積書
- 工事仕様書(図面・仕様が記載されたもの)
- 住民票・登記事項証明書
- 省エネ性能証明(メーカー発行)
- 申請書(自治体or国の様式)
ステップ4:申請提出
- 国の制度 → 施工業者が代理申請するケースが多い(電子申請)
- 県・市町村 → 郵送or窓口持参が主流
ステップ5:工事実施&完了報告
- 完了後、写真や完了証明書を提出
- ここで書類不備があると補助金が下りないので要注意
ステップ6:補助金受取
- 銀行振込で入金(2〜6か月後)
- 所得税申告で課税対象になる場合があるのでFP相談推奨
3. 静岡県での申請のコツ(地域別アドバイス)
静岡市
- 「空き家改修補助」は空き家バンク登録+市内業者施工が条件
- 提出書類が多いため、事前相談でチェックリストをもらうとスムーズ
浜松市
- 「まちなか定住促進補助」は移住者優遇
- 先着順で枠が埋まるため、年度初め(4〜6月)申請が狙い目
富士市
- 「空き家利活用支援」は耐震性向上が必須
- 耐震診断の予約が混み合うため、早めの申し込みが重要
4. よくある失敗例
- 工事契約を先にしてしまい申請資格を失う
- 写真撮影漏れ(施工前・施工中・施工後が必須)
- 補助対象製品を使っていなかった
- 予算上限到達で受付終了
5. 成功事例
静岡市/築25年戸建の断熱&耐震改修
- 工事費:600万円
- 補助金:国(窓リノベ80万円)+県(耐震100万円)+市(改修20万円)=合計200万円
- ポイント:工事契約前に3制度の併用可否を施工会社・FP・市役所で三者確認
まとめ
- 補助金は工事前の準備と条件確認が9割
- 国+県+市町村の「三段活用」で補助額最大化
- 申請経験豊富な施工業者&FPの二重チェックで失敗防止
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ブログ監修:日比幸平
保有資格:宅地建物取引士・ファイナンシャルプランニング技能士2級 他